京都府舞鶴市の西舞鶴桑飼墓地でお墓が完成。既存の五輪塔を移動し、中国産AG98のお墓を新設。基礎工事から据え付け、防草対策

7月も終盤、お盆前で少しバタバタしています。

今週お墓の工事が完成しましたのでご紹介させていただきます。

以前から存じ上げていたお客様から、ご連絡をいただき、こちらのご親類のお墓についてのご相談でした。

 

こちらは工事前です。場所は、舞鶴市の西舞鶴桑飼墓地でした。

現状は、五輪塔が建っていらっしゃいますが、納骨する場所がなくてお困りとのこと。そのため、新しいお墓を建てて納骨をされたいとご希望されました。また現地を見せていただいたところ、地盤のゆるみから、基礎自体も傾いていて、五輪塔や墓前灯籠、囲いの部分も全て傾いてしまっていました。そういったことから、お客様がご検討になり、全て解体し据え直しをするという工事をご依頼して頂きました。

 

工事に入ります。

全て解体した後ユンボで土を出します。

 

土が出せたらランマーで転圧し地面を締固めします。

 

墓地裏側が軟弱地盤ですのでセメントで地盤改良します。

 

セメントと土をユンボでかき混ぜます

 

砕石を敷き再びランマーで転圧し地盤を縞固めます

 

地盤が固まったら鉄筋を組みコンクリートを打ちます

 

コンクリートを流し込んでいます。バイブレーターを使って空気が入らないようにします。

 

基礎コンクリート完成です。数日間養生します。

 

数日後、土台石を据え付けます。

継ぎ目は接着剤を塗付てステンレス金具でしっかり止めます

 

今回は継ぎ目と基礎コンクリートを金具で止めました

 

土台の完成です。また数日間養生します。

 

数日間養生の後、延べ石を据え付けます。

継ぎ目は接着剤とステンレス金具でしっかり止めます

 

目地は接着剤でコーキング処理します

 

新しいお墓の御影石製納骨室です。

 

雑草対策に墓地内は全面にコンクリートを打ちました

 

お墓を据え付けます。

 

耐震ボンドを使用し据え付けていきます

 

目地は耐震ボンドで接着コーキング処理します

※耐震施工についてはこちら→お墓の耐震施工

 

工事完成です。

新しいお墓以外は全て既存の石を使用しました。

五輪塔の花立には水抜き穴が開いていなかったので工場へ持ち帰り水抜き穴をあけました。

お地蔵さんは花立の穴を大きくし水抜き穴を開け、花立の長さも短く切りました。

墓地への階段も作り直したので上がりやすくなりました。

新しいお墓のサイズは8寸角、石は中国製のAG98でお世話になりました。

全体のリフォームが完成したお墓をご覧になられたお客様からは、「見違える様にキレイになった」「これで安心して四十九日を迎えられる」「これからの墓参りもこれで安心やわ」と大変喜んで頂きました。ありがとうございました。