京都府舞鶴市西舞鶴寺院墓地にて法面ブロック(スプリットブロック)積工事
1月も終盤になり、令和7年、初めてのブログです。今年は今のところ雪も大して降らず、どちらかというと例年より暖かい日が多い為、現場仕事が出来ています。今回ご紹介する工事は、墓地の法面ブロック積工事です。まずは工事前です。写真でもわかる様に、土が崩れてきています。このままでは土砂崩れが心配ですので崩れる前にブロックを積む事になりました。この写真の奥側のブロックも当社で積ませて頂きました。工事は12月中旬から初めて、間に正月休みなどが入った為、養生期間など入れると1か月程かかりました。
まずは法面の土を出します。ユンボで法面の土を削り、石材運搬車で土を出していきます。土出しに3日程かかり、全部で10㎥程の土を出しました。
土が出せたら、ランマーで地盤を転圧します。
地盤が転圧出来たら、基礎コンクリートを打つ段取りをします。鉄筋を組んでいきます。
鉄筋が配置出来ました。
鉄筋が配置出来たらコンクリートを打ちます。コンクリート内の余分な水分や空気を輩出させる為、バイブレーターを使ってコンクリートを打っていきます。
基礎コンクリート打設完了です。コンクリートが乾くまで養生します。
コンクリートが乾いたところでブロックを積んでいきます。1個30㎏くらいあるので重いです。
ブロックを2段積んでは裏込めのコンクリートを流し込みます
排水パイプも設置します。
コーナーは切削せず積んでいくとブロックの間が広くなりカッコ悪い為、ブロックを切削して積んでいきます。手間がかかりますがこの方が仕上がりが全然違います。
ブロックが積めたところで、階段を作ります。
階段のブロック積が完了したところで、コンクリートを打つ段取りです。型枠とワイヤーメッシュを配置します。
階段下、ブロック下箇所にもワイヤーメッシュを配置します。
階段とブロック下箇所のコンクリート打設完了です。
コンクリート打設が完了し、墓地周囲への砕石敷き均しが完了したところでブロック積工事完成です。ブロックの面積は22㎡ブロックの数は240個程使用しました。
こちらは、階段と、コーナー部分です。墓地にも砕石を敷き均しました。コーナー箇所もブロックを切って合わせて積んだのでキレイに仕上がりました。
1月になると大変寒くなるので仕上げのコンクリート打ちが心配でしたが、中旬から小春日和の暖かい日が続いたので、コンクリートが凍る事なく無事に作業を終える事が出来たので大変良かったです。周囲の墓地の方からも土砂崩れの心配もなくなり景観も良くなって大変喜んで頂きました。
ありがとうございました。